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車の売り時はいつ?何年目に売却するのがお得?最適なのは3年・5年・10年?

車を売却する際、できるだけ高く売りたいものです。とはいえ、車の売り時はだいたい何年くらいがお得になるのでしょうか?

3年、5年、10年が一区切りといわれていますが、車を売るときの年数によってどのくらい違うのか、事前に把握しておきましょう。

そこで本記事では、車を売却するときの年式と査定額の関係性について取り上げながら、車の価値は新車から1年古くなるとどのくらい値下がりするのか、車を売る時に高値がつくのは何年目なのかなど、詳しく解説していきます。

車の価値は新車から1年古くなるとどのくらい値下がりするの?

車を売却する際、年式は査定額に大きな影響を与えます。1年古くなると〇万円下がるという計算方法ではなく、1年〇%といったように率で下がる仕組みです。

あくまでも一般的なお話となりますが、おおよそ1年30%ずつ下がることになっています。つまり、車を購入し1年目を迎えたときが、最も大きく値が下がるタイミングなのです。事例を用いながら、実際にどのくらい値下がりするのか見ていくことにしましょう。

【事例】新車本体価格300万円の場合

経過年数 値下がり額 価格
1年
300万円 × 30% = 90万円
210万円
2年
210万円 × 30% = 63万円
147万円
3年
147万円 × 30% = 44.1万円
102万9千円
4年
102万9千円 × 30% = 30万8,700円
72万300円
5年
72万300円 × 30% = 21万6,090円
50万4,210円
6年
50万4210円 × 30% = 15万1,263円
35万2,947円

経過年数1年目の項目をご覧ください。90万円も値下がりすることがわかります。翌年以降については、63万円、44.1万円といったように、値下がり額はそれほど大きくありません。

上記の値下がり率・金額は、国産車、外車問わずすべての車種にあてはまるお話ですが、実際のところ車種ごとで違いがあります。

いずれにしろ、車を陸運局に登録してすぐに売却すると、割に合わないケースが多いことに違いはありません。

【関連】車の下取りで年式は査定額にどれくらい影響する?年数の古い車に下取り価格はつく?

車を売る時に高値がつくのは何年目?

先述したとおり、初度登録年月から1年目程度で車を売却すると、年数が新しくても損してしまいがちです。とはいえ、何らかの事情がない限り、車を購入してから1年前後で売却するケースはほぼありません。

【関連】車を買ってすぐ売る(半年や1年)人の理由と損得について

では、車を売却するときに高値がつきやすい年式は、だいたい何年目なのでしょうか。結論から先にいいますと、3年目が高値で売却しやすい年数となります。主な理由は以下の3つです。

初回の車検機関は3年であるため、その前に売却すれば余計な費用は掛からない
自動車メーカーの基本保証期間中(5年)となるため評価されやすい
車のコンディションが良好なケースが多く高値がつきやすい

ただし、不人気車の場合、それほど値がつかないこともあります。ケースバイケースであるため、上記の内容は参考程度に留めておくようにしましょう。

今、乗っている車の「年式」はどうやって確認すればいい?

愛車を売却する際、年式がわからないときは、車検証をチェックしましょう。「初年度登録年月」という項目に記載されている年数が、車の年式となります。

初年度登録年月は、陸運局に登録した年月という意味です。たとえば、平成30年12月に登録したとしましょう。年式は1月1日で切り替わるルールとなっているため、翌年1月になると年式は2年となります。

高値で売りたい場合は、12月31日を越える前に手放すようにすると、お得になることがあるため、査定士に相談した上で売却時期を決めてください。

【関連】車の査定額が高くなる時期はいつ?1~3月と9~10月のタイミングが狙い目!

3年、5年、10年、お得になるのはどのタイミング?

車を売却する際の年式が3年、5年、10年の場合、お得になるのはどのタイミングなのでしょうか。前項で3年とお伝えしましたが、5年、10年と比較しながらより詳しく見ていくことにしましょう。

車を3年目で売却

車によって車検費用は異なりますが、3年目の車はコンディションが良好なケースが多いため、修理をしたり整備をしたりせずに済みます。結果、車検費用はお得です。

そういった点から考えると、5年まで乗り続けてから売却しても、あまり変わりはないように感じますが、お得感を重視するならやはり3年目がオススメだといえます。

なぜなら、3年と5年の査定額を比較した場合、5年目の査定額は3年目の半分程度になるケースが多いからです。

ただし、車を購入するときにローンを組んでおり、ローンを完済していない場合は注意が必要です。3年目の車の査定額は高値となりやすいとはいえ、その売却額でローンを完済できないときは、乗り換え時の支払い負担が大きくなってしまいます。

つまり、3年目のタイミングで売却した方が良いかは、車検代だけを考えるのではなく、ローンの有無によっても変わってくるということです。

【関連】ローンが残っている車でも売ることは可能?ローン支払い中の車売却について

車を5年目で売却

車を売却するときのタイミングが3年目のときと比較すると、5年目の査定額は下がる傾向にあります。ただし、5年目であってもお得に手放すことは可能です。主な理由を5つ取り上げましたので、まずはこちらをご覧ください。

2回目の車検は初度登録から5年であるため、車検前に手放せば2回目の車検代は不要
車のモデルチェンジが5~6年となるため、買い替え需要前に売った方が値が付きやすい
車のローンを5年で組んでいるケースが多いため、乗り換え時の負担が少ない
丁寧に車を使っていれば5年目でも高値が付くことがある
自動車メーカー5年保証が切れる前に売却できる

上記のとおり、初度登録から5年経過していても複数のメリットがあることが分かります。不人気の車種の場合、それほど値がつかないこともありますが、5年目は高値で売却できる最後のチャンスといってもよいかもしれません。

車を10年目で売却

ひと昔前であれば、年式10年、走行距離10万kmはほとんど値がつきませんでした。現在でも、その傾向は残っています。理由は、以下のとおりです。

修理のときに使用する部品を調達するのに費用が掛かる
あらゆる箇所が故障しやすくなる
車検費用が値上がりする
13年を超えると自動車税などが値上がりする
最新の車と比較すると、そもそも維持費が高くつくケースが多い

ただし、絶対に値がつかないのかというと、そのようなことはありません。年式が10年経過していても、それなりの値がつくことがあります。値が付きやすい車の特徴は、以下のとおりです。

海外で人気が高いSUVやワゴン車
年式10年のわりに走行距離が短め
フルモデルチェンジ前に売却する場合
こまめにメンテナンスしておりコンディションが良い
コアなファンが多い車種

実際のところ、日本製の車は技術力が高いため、海外で大変な人気があります。日本国内でほとんど値が付かなくても、海外では高値で取引されていることがあるのです。

3年目、5年目ほど値が付かないことは明らかですが、予め値が付きやすい車であることがわかっているときは、状況に合わせながら10年まで車を使い続け、それから手放すのも1つの方法だといえます。

【関連】10年落ちの車でも売ることは可能?低年式車の売却について

車の買取は何年落ちまでがベスト?

車の買取は年式何年落ちまでがベストなのか、迷う人は多いようです。結論から先にいいますと、個々の車の使い方、価値観によって大きく異なってくるといえます。

最終的には、損をしないタイミングで売却するのが一番よいのですが、基本的な考え方について詳しくみていくことにしましょう。

査定額の大幅な値下がりは3年前後で止まる傾向にある

車の年式が3年を超えると、以降、車の価値が下がっても1年目や2年目ほど大きく値下がりしません。そのため、少しでも長く車を使いたいなら、3~7年の間で手放すのがベストです。

車の価値は5年目を境に落ちやすい

自動車メーカーの保証が5年となっていたり、車の故障が目立ち始めたりなど、これらのことが原因で年式5年を超えると車の価値は下がる傾向にあります。少しでもお得に売却したいなら、5年で手放すのがオススメです。

5年目の車検時は修理代や部品交換費用が掛かる可能性がある

年式3年目の車検時に、部品交換などを行うケースはあまりありません。あるとすれば、年式5年目以降だといえます。不人気車の場合、交換部品を取り寄せるだけで高くつくこともあるため、車種によっては2回目の車検前に手放した方がお得です。

【関連】車の売却は車検前と車検後どっちが得?そもそも車検切れでも車は売れるの?

5年目で手放せば新しい車の頭金程度になる

繰り返しお伝えしたとおり、年式3年目と5年目を比較した場合、3年目の方が高値が付きやすい傾向にあります。しかし、「3年目で手放すのはもったいない!」と考えるのであれば、5年目がオススメです。

たしかに査定額は3年目の方が高値ではありますが、5年目で売却しても次回購入する車の頭金程度にはなるといえます。

乗りつぶすことを検討しており、少しでも値をつけて欲しいなら7年目がベスト

年式10年目まで乗ることもできますが、その間になんらかの故障を繰り返す可能性があります。また、少しでも値をつけて欲しいなら、年式7年目がオススメです。参考までに以下の表をご覧ください。

保有年数 新車 中古車
~1年
1%未満
2%
~3年
7%
16%
~5年
16%
26%
~7年
19%
23%
~10年
34%
23%
10年越
24%
8%

参照:一般社団法人日本自動車工業会

上記は、新車と中古車の保有年数を割合で表したものです。新車は7年以上が多く、中古車は5年以降が多いことが分かります。また、JAMAが発表した平均保有年数は以下のとおりです。

新車:7.5年
中古車:5.7年

これらのデータから、乗りつぶすことを考えている場合、修理不可能になるまで乗り続けるのではなく、新車は7年、中古車は5年あたりで手放した方が良いといえそうです。

超人気車種やプレミア付きの車種、スポーツカーは年式に関係なく高値になりやすい

現在、軽自動車やコンパクトカーは人気があります。また、SUV車などは海外で大人気です。スポーツカーなど特殊な車に関しては、コアなファンが多い傾向にあります。

このような車種は、年式が多少古くても値が付きやすいため、7年ほど乗り続けてもそれなりの価格で買い取ってもらえることがあるようです。

【関連】軽自動車の査定額を調べてみた。ハスラーやワゴンR、N-BOXなど人気車種の相場を徹底リサーチ

法定耐用年数に合わせて売却するのも一つの手

減価償却資産の法定耐用年数は、軽自動車が4年、普通車が6年となっています。これらの年数を超えた場合、資産価値はないと判断される仕組みです。

普通に車を使用している分には関係ありませんが、業務用として車を使っている場合、耐用年数を境に乗り換えをした方がお得になります。

以上、「車の売却は何年落ちまでがベストか?」に関しては、一概に言い切れないところがあるといえそうです。

年式が古くなるほど、値が付きづらくなることに違いはありませんが、3年、5年で査定を依頼し、その時の状況に合わせて売却を決めることをオススメします。

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