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車の査定額を上げるコツと価格交渉時の注意点

愛車を手放す際、できるだけ高く売却したいものですが、具体的にどのようなことをすれば高く売れるのか、よくわからないという人は多いようです。

少しコツを知っているだけで、10万円以上高く売れることがあるため、事前にチェックしてきましょう。

そこで今回は、車の査定額を上げるコツを5つ取り上げながら概要を解説するほか、査定額を上げるためにやってはいけないこと、価格交渉の注意点についても詳しくお伝えしていきます。

車の査定額を上げる5つのコツ

車の査定額を上げるためには、5つのコツがあります。要点を以下にまとめましたので、参考にしてください。

内装を綺麗にしておく

査定時は、トランクルームをはじめとした内装をチェックします。その中で、特に重視されるのは、大切に車を使用してきたかどうかです。

汚れがひどく目立っていたり、ボロボロの状態だった場合、査定額は大幅に下がってしまうものです。クリーニングに出す必要はありませんが、ゴミが汚れはないかチェックしておきましょう。

【関連】車の査定時に内装が汚いとマイナス査定になる?査定時に見られるポイント

外装を綺麗にしておく

内装と同様、外装も綺麗な状態にしておきましょう。泥などの汚れに限らず、鳥の糞なども綺麗に取り除いておきたいものです。

また、査定前にワックスがけをする必要はありませんが、綺麗に洗車をしておくようにしましょう。シャンプーをしてから水で洗い流し、綺麗に空吹きをしておけば問題ありません。普段からワックスがけをしている人は、水のみの洗車で十分です。

それから、小さな傷や凹みに関しては、経年劣化による影響とみなされて、大幅に減額されることはありません。1cm未満であれば、査定額が下がることはないため、気にしないようにしましょう。

下手に自分で修理をすると、減額対象となるため気を付けてください。たとえ、自分で修理できる範囲だったとしても、プラス査定となることはありません。

【関連】車査定前に洗車や車内清掃をすると査定額はアップする?

純正パーツや装備品はそのままにしておく

中古車市場で人気があるのは、純正パーツや装備品が揃っている車です。社外品は好みが分かれるため、査定額が下がってしまうことがあります。そのため、もしも社外品を使用している方は、純正のパーツや装備品を持参しましょう。

また、カーナビやETCに関しては、3年未満の新しいものであれば評価されるものの、3年を超えると大幅に値が下がります。それでも、純正であるに越したことはないため、そのまま査定に出してください。

書類などの一式をそろえておく

保証書、整備点検記録簿、車輌取扱説明書の3点セットがすべて揃っていると、査定額がアップします。

その他、スペアキー、リモコンキー、装備品の取扱説明書をはじめ、保証書などもすべて査定時に提出すると、高評価につながるものです。

【関連】車を売る時に保証書・整備手帳・取扱説明書があると買取価格はアップする?

ほとんどの場合、ダッシュボードなどで保存しているはずですので、査定前にすべて揃っているか確認しておきましょう。紛失した場合、以下のとおり減点されてしまいます。

1点あたり1,000円換算となるケースが多いため、保証書や整備手証を無くしてしまうと大幅な減額につながってしまうのです。必ず、すべて揃えて提出しましょう。

車両クラス 1年~5年 6年~
保証書
特・Ⅰ・Ⅱ
40
30
Ⅲ・Ⅳ・軽
20
10
取扱説明書の場合
特・Ⅰ・Ⅱ
5
Ⅲ・Ⅳ・軽
5

参照:日本自動車査定士協会 公式Webサイト

買取業者に査定を依頼する

ディーラーの下取り査定と買取業者の買取査定を比較した場合、査定額は大幅に異なることが大半です。

なぜなら、ディーラーの下取りは、マイナス査定しか行っていない他、中古車のオートオークションの相場は参考にしていないことが関係しています。

そのため、車の査定時に高額で売ることを重視するのであれば、買取業者に査定を依頼し、売却するようにしましょう。

ただし、長年利用しているディーラーがあり、新車を安く購入することを重視するのであれば、下取りの方が良いことがあります。なぜなら、下取りに出すことで、新車の割引額がアップするからです。

最終的には買取額と下取り額を比較した上で決めることになりますが、いずれにしろ買取業者の査定は依頼しておいた方が良いといえます。

【参考】今さら聞けない車の下取りとは?「下取り」と「買取り」は何が違う?

中古車査定額を上げるためにしてはいけない5つのこと

この項では、中古車査定額を上げるためにやってはならない5つのことについて見ていくことにします。前項と同様に、詳細を以下にまとめましたので、参考にしてください。

よほどのことがない限り修理はしない

修理をしてから査定に出した方が、高値がつくイメージがありますが、修理はせずにそのまま査定に出すようにしましょう。なぜなら、修理代を加味した上で、査定額が算出されるわけではないからです。

また、修理歴は査定時に減額の対象となるため、修理代を掛けてまで直した意味がなくなってしまいます。大幅な修理が必要だったとしても、そのような車はそもそも買値がつかないため、修理をして査定に出しても損をしてしまうだけです。

車内のニオイにも注意しておく

タバコやペットのニオイだけに限らず、芳香剤のニオイも減点対象となることがあります。なぜなら、香料は人によって好みが分かれるため、あまりにも強烈な香りが残ってしまうと、査定時に影響が出てしまうからです。

【関連】車査定時にペットの臭いや毛は減点対象になる?

今まで芳香剤や消臭剤を使用していた人は、無香料のものに交換するなどして、極力車内を無臭の状態にすることがポイントとなります。

何もせずにそのまま査定に出してしまうと、場合によっては数万円程度減額されることがあるため注意しましょう。

社外品を取り付けたまま査定に出す

前項でも触れましたが、社外品を取り付けたまま査定に出してしまうと、査定額が下がる傾向にあります。

日本自動車査定協会が定めている査定基準の中でも、「純正に交換した上で査定を実施する」と決められているため、どの買取業者やディーラーで査定をしてもらっても、評価が下がることは否めません。

取り外す際に工賃が掛かるようであれば、自分で取り外したりはせずに、純正のパーツや装備品をそのまま査定時に提出するようにしましょう。

メーター交換が必要な場合は下取り時に相談する

メーターを改ざんして、車を高値で販売する業者が横行した時期がありました。そのため、現在はメーターの改ざんに関するチェックが厳しくなっています。

メーター改ざんが疑われた場合、車に値がつかないだけでなく、走行不明車として扱われることから売却することが困難です。

査定に出す前にメーターが故障しており、修理をする必要がある場合は、事前に査定士に相談しておきましょう。

また、査定に出す予定はなく、しばらく乗り続けるのであれば、記録簿に必ず記録を残し、査定時に提出するようにしてください。

車検が近くても通さずにそのまま査定を依頼する

日本自動車査定協会が定めている査定基準の中で、車検の残存期間が4カ月以上の場合は査定額がアップすることになっています。しかし、大幅に査定額が上がるわけではありません。

たとえば、軽自動車の場合、車検期間4カ月で1,000円くらいしかアップしませんし、高級車であっても3,000円ほどしか上がらないのです。そのため、車検間近で下取りに出すときは、そのまま出した方が無難です。

なお、車検の残存期間が3カ月以下の場合、減額はされないものの全く値はつかないことになっています。

以上のことからも分かるとおり、査定前に車検に出したとしても、車検代がペイできるほど、査定額がアップすることはないため、そのまま査定に出すようにしましょう。

【参考】車の売却は車検前と車検後どっちが得?そもそも車検切れでも車は売れるの?

価格交渉するときに注意したい3つのこと

最後の項では、価格交渉をするときに注意したい3つのことについて、詳しく見ていくことにしましょう。

業者の言い値で車を売却しない

ディーラーや買取業者では、価格交渉があることを前提に査定額を算出しています。そのため、言い値ですぐに契約をしてしまうと、かなり損をする可能性が高いものです。

車を査定してもらう際に、最高値で売却するテクニックとしてまず押させておきたいのは、最低3カ所に査定を依頼し競合させることとなります。

一括査定サイトを利用すると、概算の査定額を教えて貰うことができますので、試しに利用してみるようにしましょう。

【関連】車一括査定を利用する際の注意点とメリット、デメリットを徹底解説

その上で、概算査定額が高かった業者、大手の買取業者を選出し、実車査定を依頼してください。

大手の買取業者は相場価格を提示するケースが多く、他社の査定額と比較する際に目安となるため、必ず査定を依頼することをお勧めします。

このようにして、言い値で契約をしないことで、満足のいく査定額を提示してもらえるはずです。

査定額の有効期限を意識しながら交渉をする

中古車の相場は、日々変動しているものです。1カ月から2カ月が経過すると、数万円から10万円以上値が変わることがあります。そのため、スムーズに交渉を進めるためには、最大でも1週間以内に契約を済ませる必要があるのです。

実際にディーラーの下取りや買取業者では、査定額に有効期限を設けており、その期間内に契約をしなかった場合は再査定となります。

3日から7日程度といった具合に、期間は様々ですので、事前に確認しておきましょう。

また、複数の業者に査定を依頼する際は、これらの有効期限を意識しながら集中的に査定を依頼し、価格交渉をすることがポイントです。

【参考】車の査定額の有効期限・期間は、最短で当日、最長でも2週間程度

車のアピールポイントを伝えるようにする

たとえば、純正のオプションでカーナビを取り付けていたり、ハンドルに本革を使用していたりなど、愛車にウリがあれば査定時にアピールすることをお勧めします。

査定士は車のことに詳しいとはいえ、全ての車種に詳しいわけではありません。そのため、愛車ならではの特徴がある場合は、査定の際に伝えておいた方が高評価に繋がります。

ひとつ注意したいのは、「アピールポイントを評価してくれるのは、主に買取業者に限定される」ことです。

ディーラーの査定では、プラス査定を実施していないことから、人気が高い純正のパーツなどを取り付けていたとしても、査定額が上がることはありません。

一方、買取業者の場合、中古車市場の相場を基準として査定額を算出するため、車の年式が多少古かったとしても、アピールポイントが評価されて高値で売却できることがあるのです。

愛車を高く評価してもらえる買取業者を見つけることが難しい場合は、前述した一括査定サイトを利用してみましょう。

中古車の買い取りだけに限らず、パーツ買取専門店なども見つけることができるため、より高値で売却することにつながります。

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