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車の査定アップを実現するための買取業者との駆け引きについて

愛車を高く売りたいのであれば、買取業者との交渉や駆け引きは避けることができません。しかし、あらゆるセールストークで契約を迫られるケースが多いため、交渉や駆け引き方法で悩む人は多いようです。

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そこで今回は、車の査定額アップを実現するために、事前に押さえておきたい買取業者との駆け引きについて取り上げながら、車の査定に使える5つの駆け引き対策、車の査定で騙されないようにする3つの対策方法について、詳しく解説していきます。

車査定に使える5つの駆け引き対策について

これから愛車を査定に出して、できるだけ高く売却したいのであれば、買取業者との駆け引きが非常に重要となります。駆け引きに失敗してしまうと、満足のいく価格で売却することはできません。

そもそも、どのくらいの人が、下取り額や買取額に満足しているのでしょうか。参考までに、以下の資料をご覧ください。

下取りや買取をしてもらった際の金額には、どの程度満足できたか?

大変満足 まあ満足 やや不満 大変不満
全体
10.7%
62.4%
21.1%
5.7%
下取りをしてもらった
9.4%
63.5%
21.7%
5.3%
買い取りをしてもらった
16.9%
56.9%
18.5%
7.7%

(n=383)
参照:かんたん車査定ガイド公式Webサイト

ここで注目したいのは、「買い取りをしてもらった」の項目です。最も多かったのは、まあ満足の56.9%でした。大満足と回答したのは、約17%です。

つまり買取の場合、下取りに出した人よりも満足している人は多いものの、更に満足のいく査定額を提示してもらうためには、事前に車の査定時の駆け引き方法について把握しておくことが重要だといえます。

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では、具体的にどのような駆け引き対策が必要となるのでしょうか。以下で詳しく見ていくことにしましょう。

すぐに売却する意思があることを伝える

中古車の相場は、月単位で変動するものです。参考までに、まずは以下のグラフをご覧ください。

参照:USS

買取業者の多くは、車を買い取ったあとオートオークションに出品しています。上記のグラフはオークション価格の推移ですが、グラフの縦軸は平均価格です。月によって価格が変動していることが分かります。

つまり、同じ車であっても、売却する時期によって相場は変わるということです。このような相場の変動を踏まえた上で、買取業者は査定額を提示しています。

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査定を受けた際に、「すぐに売却する気はない」ことを伝えてしまうと、相場落ちを予測しながら査定額を出すことになるため、限界価格まで査定額を引き上げることはできません。

車を高く売りたいのであれば、査定を依頼する際に「すぐに売却する意思がある」ことを伝える必要があるのです。

そうすることで、買取業者としても本気の価格を提示することができますし、余計な交渉をしなくても高値を引き出しやすくなります。

最も高い査定額を提示した業者に売却することを伝える

買取業者としては、できるだけ安く車を買い取り、その車を高く売却したいと考えています。そのため、あらゆる営業トークを駆使して、安値で買い取ろうとするケースがほとんどです。

このような事態を回避するためは、査定額を提示された際に「今は駆け引きをせず、最も高い査定額を提示した業者に車を売却する」と伝えることが重要となります。つまり、即決はしないことを宣言しておくのです。

それでも、「他の業者でこの価格を出すことはできない」「今だけならこの価格を提示できる」など営業マンから契約を迫られることはありますが、ここで即決してしまうと安値で買い叩かれることになります。

しつこく営業してくるようであれば、断って別の業者に売却した方が無難です。

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一人で対応しない

特に交渉事に弱い人は、営業マンと一対一で対応しないことをお勧めします。冷静な判断を下せないだけでなく、契約を迫られた際に断りづらいことがあるからです。

可能な限り、家族や友人、知人などに同席してもらい、営業マンのペースにのまれないようにしましょう。もしも、車に詳しい人がいれば、より交渉しやすくなるはずです。

車に詳しい人がいない場合は、「決定権は自分にあるものの、相談をして決めることになるため今すぐ契約することはできない」と伝えれば問題ありません。

それでもしつこく契約を迫られた場合は、別の業者に売却することをおすすめします。

全ての業者の査定額が出るまで待つ

「②最も高い査定額を提示した業者に売却することを伝える」で触れたとおり、買取業者はできるだけ安く車を買い取りたいため、最初から最高値を提示してくることはありません。高値で車を売りたいのであれば、最低3社に査定を依頼し、すべての業者の査定額を比較することが重要です。

そもそも、査定の基準はどの業者も同じですが、車の査定における中古車の基本価格は、各買取業者によって異なります。つまり、同じ車であっても、売却する業者によって買取額は違ってくるのです。

そのため、3社ほどの業者に査定を依頼し、競合させながら値を吊り上げていかないと、高く売却することはできません。

このような背景があることから、まずは全ての業者の査定額が出るまで待つ必要があるのです。

即決してしまうと、業者同士を競合させることができないため、中途半端な金額で車を手放すことになってしまいます。

【参考】車の査定は何社に依頼するのがベスト?3~4社を競合させると効果絶大!!

査定日から2~3日中に契約する

「①すぐに売却する意思があることを伝える」の続きとなりますが、すぐに契約する意思があると伝えていても、交渉に時間をかけてしまうと最大限に査定額を上げることはできません。

そのため、事前に必要書類を揃えておくなどして、すぐに契約する様子を見せるようにしましょう。

また、複数社の査定額と比較し、競合させることで値を吊り上げることができますが、比較をして売り先を検討するのは、遅くとも2日から3日以内が理想的です。

そうすることで、余計な駆け引きをすることなく、高い金額を提示してもらいやすくなります。

車の査定で騙されないようにするための3つの方法

車の査定で交渉をした際、営業マンに騙されないようにするためにはどうしたらよいのでしょうか。この項では、効果的な3つの方法について取り上げながら、詳しく見ていくことにしましょう。

愛車の相場を事前に把握しておく

愛車の相場が全く分からない状態で査定を依頼すると、かなり低い相場を信じ込まされて安く買い叩かれることがあります。

正しい相場を把握するには、実車査定を依頼するしかないものの、おおよその相場を把握しておくことはかなり重要です。

【関連】今すぐできる!車査定のシミュレーションで概算価格(参考価格)を調べる方法

買取業者ごとの査定額に大きな差がある場合、大体の相場が分からなければ、どの業者が実際の相場に近い価格を提示しているのか判断できません。

逆に、大体の相場が分かっていれば、極端に低い査定額を提示した買取業者を、売却先の候補から外すことができます。

そうすることで、より交渉がスムーズになりますし、査定額が低い理由について説明を求めやすくなるため、安値で買い叩かれづらくなるのです。

実際に相場を調べる際は、カーセンサーやGoo買取などのサイトを活用することになりますが、算出された予想買取額(概算価格)はあくまでも目安金額となります。

そのため、中古車販売サイトを確認し、愛車と同等の車の販売価格もチェックしましょう。中古車の相場から20万円から30万円ほど引いた価格が、買取相場となるケースが大半です。

先に調べておいたカーセンサーやGoo買取などの予想買取額と比較し、その中間くらいが実際の買取額と抑えておけば問題ありません。

他の業者にも査定を依頼していることを伝える

これまで解説してきたとおり、1社のみに査定を依頼してしまうと、かなり安い価格で売却することになってしまいます。

そのため、3社ほどの買取業者に査定を依頼することは必須ですが、営業マンとしては他社を比較してもらいたくないのが本音です。

なぜなら、他社の査定額と比較されると、安く買い叩くことができないからです。買取り業者によっては、査定を依頼した際に「他の業者にも査定を依頼していますか?」などと聞くことがありますが、このような質問をすることには理由があります。

ようするに、どこまで安く買い叩くことができるか、最初に探りを入れているのです。このときに、「他の買取業者には査定を依頼していない」ことを伝えてしまうと、一番安い査定額で買い取られてしまうことになります。

ですから、査定を依頼する段階で、どの業者にお願いするか決めていなかったとしても、ひとまず他の業者にも査定を依頼していることを伝えた方が良いのです。

査定日当日中に契約することは避ける

査定当日に車を売却するつもりだったとしても、その日のうちに契約することは避けましょう。複数社の交渉がスムーズに進めば、査定日当日に契約できることもありますが、これまで解説してきたとおり3社ほどと1日で話をまとめることは難しいものです。

業者の都合により、査定額が再提示されるまでに時間が掛かることもありますし、各社の査定額を十分に競合させないと、高値を引き出すことはできません。

そのため、事前に必要書類を揃えた上で、すぐに車を売却する気持ちがあることをアピールしながらも、当日中に契約するつもりはないことを伝えるようにしましょう。

車を売る意思があることを伝えるために、いつまでに売却をするか明確化する必要はありますが、ここで即決する印象を与えると、すぐに成約につながると勘違いされて低い査定額しか提示してもらえないことあります。

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