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車の査定額が高くなる時期はいつ?1~3月と9~10月のタイミングが狙い目!

愛車をできるだけ高く売りたいのであれば、査定額が上がりやすい時期を狙うようにしましょう。一番の狙い目は、1~3月と9~10月のタイミングです。

その上で、3社から5社の査定額を競合させることができれば、5万円から10万円以上査定額が高くなることも珍しくありません。

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また、売却時期以外にも、査定額を上げるためのコツはいくつかあるため、本記事にて詳しく解説していきます。

1~3月と9~10月は車の査定額が高くなりやすい!

全体を通して車の査定額が高くなりやすいのは、1~3月と9~10月です。なぜ、これらの時期は査定額が高くなるのでしょうか。事項で詳しく見ていくことにしましょう。

車の査定額が高くなる理由について

車の査定額が高くなる理由について詳しく解説する前に、まずは以下の表をご覧ください。こちらは、「一般社団法人自動車販売協会連合会」が毎月発表している月別中古車登録車台数です。中古車の販売台数の目安となる数値となります。

中古車登録車合計
2014年 2015年 2016年 2017年
1月
284,224
260,306
249,694
259,193
2月
327,368
312,724
323,242
321,672
3月
528,013
487,248
488,515
503,327
4月
297,548
307,315
300,469
306,502
5月
285,131
281,804
288,858
302,776
6月
289,549
312,740
316,397
333,576
7月
305,339
319,657
304,993
309,431
8月
255,983
259,224
281,677
295,766
9月
297,017
285,811
307,254
311,993
10月
319,058
325,313
301,035
312,615
11月
266,182
282,258
297,532
301,052
12月
296,121
297,748
302,988
308,038

参照:一般社団法人日本自動車販売協会連合会
※台数単位(万台)

上位の表の特徴として、以下の3つのことがいえそうです。

1月から3月にかけて登録台数が伸びている
8月から10月にかけて登録台数が伸びている
その他の月に関してはあまり動きがないか年によって動向が異なっている

上記の中で注目したいのは①と②です。中古車の登録台数が多い月は、車がたくさん売れている時期ともいえます。

つまり、登録台数がピークを迎える1カ月から2カ月前は、車の買取業者にとって「車を仕入れる時期」にあたるのです。そのため、これらの時期は査定額が上がりやすいといえます。

基本的な概要が分かったところで、車の査定額が高くなる理由について、もう少し詳しく見ていくことにしましょう。

1月~3月の査定額が高い理由

4月は新社会人が車を購入したり、新生活を機に車を買い替える人が増える時期です。そのため、中古車に限らず新車の販売台数は伸びるといわれています。

つまり、買取業者は需要が高まる前にたくさんの車を仕入れておきたいため、買取額を高めに設定して一気に買取りを進める傾向にあるのです。

また、3月は多くの買取業者の決算期にあたります。そのため、できるだけ利益を上げておきたいことから、通常よりも買取額をアップするケースが多いのです。

9~10月の査定額が高い理由

企業によって異なりますが、7月から8月は夏のボーナス時期にあたります。一定の買い替え需要があるため、ボーナス後となる9~10月は車が売れやすいのです。

買取業者は仕入れを強化しておきたいことから、査定額は上がりやすくなっています。

また、もう一つの理由は、買取業者の中間決算の時期が重なっていることです。9月が中間決算となっている車買取業者は多く、査定額を上げて買取強化を図ることがあります。

このように、査定額が高くなる主な理由は「中古車購入の需要が高まる前に、仕入れをしておきたいから」といってもよいかもしれません。

もしくは、営業ノルマを達成するためや、決算期が終わるまでにできるだけ利益を上げておきたいからともいえます。

売却するなら自動車税が課税される4月1日の前がベスト

車の査定または売却するタイミングは、「高く売れる時期だから」という理由だけで決めてはいけません。自動車税の課税タイミングを押させておくことも非常に重要です。

自動車税とは、4月1日時点で車を所有している人に課せられる税金のことを指します。車の排気量ごとで税額は異なっており、2018年現在は以下の表のとおりです。

用途区分 総排気量 税額
自家用乗用車
1L以下
29,500円
1L越~1.5L以下
34,500円
1.5L越~2L以下
39,500円
2L越~2.5L以下
45,000円
2.5L越~3L以下
51,000円
3L越~3.5L以下
58,000円
3.5L越~4L以下
66,500円
4L越~4.5L以下
76,500円
4.5L越~6L以下
88,000円
6L越
111,000円
自家用乗用軽自動車
一律
10,800円

原則1年分を一気に支払うことになるため、3月末日までに車の名義変更を完了しておかないと、「車を売ったのに自動車税を支払うことになった!」という事態が起こってしまいます。

法律上、自動車税は車を廃車にしない限り還付されないことになっていますが、実際のところ到達していない月の自動車税は査定額に含まれる形で戻ってきます。ただし、支払った金額がすべて戻ってくるわけではありません。

このような事態に陥らないためにも、自動車税が課税される4月1日前に車を売却した方が良いのです。

車を売却するタイミングは車のタイプによっても異なる

車を売却するタイミングは、車種のタイプによっても異なります。この項では、1~3月、6~8月、10~12月の3パターンに区分しながら、詳しく見ていくことにしましょう。

1月~3月
1月から3月は、4月から新生活をスタートさせる人が準備を始める時期です。この時期に需要が高い車種は、軽自動車やコンパクトカーとなっています。
また春先は、オープンカーの販売台数が伸びる時期です。つまり、2月から3月は通常より買取額が高くなる傾向にあります。
6月~8月
行楽シーズンや夏休みなどがあることから、ワンボックスタイプの車が高く売れる傾向にあります。また、この時期はファミリー層の車の買い替えが目立つため、どちらかというと家族向けの車の査定額が高くなる傾向にあるようです。
10月~12月
10~12月は、4WD車が高値で売買される時期です。特にSUVは人気車種ということもあり、4WDと2WDを比較した場合、10万円以上の差がつくことも少なくありません。

なお、雪が積もってしまうと車の売れ行きが落ち込むことから、雪が降る前に売却することをお勧めします。

車の査定額に影響を与える3つの時期的要因

車の査定額は、「フルモデルチェンジ」「走行距離や年式」「車検のタイミング」の影響も受けるものです。それぞれの詳細について詳しく見ていくことにしましょう。

フルモデルチェンジについて

車種によってフルモデルチェンジのタイミングは異なりますが、新しいモデルが市場に出回ると旧モデルの需要は落ち込みます。また、乗り替えをする人が増えるため、中古車の市場に旧モデルが出回ってしまうのです。

つまり、愛車の車種のフルモデルチェンジが行われる前に車を売却しないと、査定額がかなり下がってしまいます。特に軽自動車やコンパクトカーなど、人気が高い車種のフルモデルチェンジ後は、査定額が大きく下がる傾向にあるため気を付けましょう。

それから、愛車の競合車にあたる車種がフルモデルチェンジをする場合も、上記と似たような市場の動きとなるため、併せて注意をしておく必要があります。

ちなみに、一般的な人気車とは異なり、スポーツカーや高級車などはフルモデルチェンジがあっても査定額に影響を与えないことが少なくありません。たとえば、新モデルの評判が悪かった場合などが該当します。

フルモデルチェンジに関する情報は、発売の1ヶ月前にディーラーから告知されるため、すぐに判断をすることは難しいものです。しかし、車の売却を早めに検討し、車関連の情報誌をチェックしておくことで、おおよそ予想することができます。

走行距離や年式

走行距離や年式が車の査定額に影響を与えることは、比較的広く知られています。ただし、誤った情報が多いため、事前に正確な情報を把握しておくようにしましょう。

まず走行距離に関してですが、査定基準では1年あたり1万kmまでが標準とされています。つまり、1万kmを超えると過走行車となりマイナス評価となるのです。

【関連】中古車は走行距離によって査定額が変わる!1年1万キロが目安

また、国内の中古車市場では、5万kmと10万kmが一つの目安となっています。つまり、この数値を超える前に売却した方が高値となりやすい傾向にあるのです。ただし、車のコンディションが良ければ、多少過走行だったとしても高値が付くことは十分にあり得ます。

上記2つの距離数は、あくまでも目安として押させておくようにしてください。また、過走行車を高値で売却したいのであれば、海外輸出に強い買取業者に売るようにしましょう。

海外では日本車の需要が高く、10万kmを超える車であっても国内相場より高く売れるケースが多いからです。

次に年式についてですが、新しいほど高く売れることは事実だといえます。1月1日付で年式は古くなっていくため、11月や12月に売却する場合は年内に車を売った方が高く売れやすいのです。

また、一般的な傾向としては、3年落ちで新車価格の約半額、5年~6年落ちになると新車販売価格の1/6程度まで相場が下がってしまう傾向にあります。

ただし、人気車種であったり、年式が古くても需要の高い車は、再販時に高く売れることがあるため、それなりの買取価格で売却できることも少なくありません。

【関連】10年落ちの車でも売ることは可能?低年式車の売却について

車を乗り替えるなら車検のタイミングがおすすめ

「車検に通してから売却した方が高く売れるのではないか?」と考える人は多いのですが、実際のところは車検に通さずに売った方がお得だといえます。

なぜなら、たとえ車検に通したとしても、車の査定額はあまり高くならないからです。参考までに、まずは以下の表をご覧ください。こちらは、車検の査定評価(残存期間1ヶ月から12カ月まで)をまとめたものです。

クラス 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
0
0
0
3
5
7
9
11
13
15
17
20
0
0
0
3
5
7
9
11
13
15
17
19
Ⅱ・Ⅲ
0
0
0
2
4
5
7
8
8
12
13
16
0
0
0
2
4
5
7
8
8
12
13
15
0
0
0
1
1
2
2
3
3
5
6
7
クラス
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
23
26
29
33
37
41
45
50
55
60
65
70
22
25
28
31
34
38
42
46
51
56
61
66
Ⅱ・Ⅲ
19
22
25
28
31
34
37
40
43
46
49
51
17
19
21
23
25
27
29
32
35
38
41
44
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30

参照:一般財団法人日本自動車査定協会(加減点基準ハンドブック2018年度版)

査定の際は、修理費用、車の排気量、重量などを目安として、国産車を8つのクラス(特は更にC・B・Aに区分される)に分けており、クラスごとで査定時の加減点は異なります。

車検の残存期間が1ヶ月から3ヶ月までは、どのクラスもプラスマイナス0評価となり、その後の点数は月数やクラスごとによって異なる仕組みです。

1点あたり1,000円換算となるケースが多いため、車検に通してから査定に出したとしても、査定額はあまり上がらないことが分かります。

そもそも、車を車検に通した場合、軽自動車で5万円から7万円程度、普通車であれば7万円から10万円前後掛かってしまうものです。

支払った車検代は買取価格に上乗せされるわけではなく、あくまでも査定評価分しかプラスされないため、トータルで損をするケースが多いといえます。

以上の理由から、車を乗り替えるなら車検のタイミングがおすすめだといえるのです。

【関連】車の売却は車検前と車検後どっちが得?そもそも車検切れでも車は売れるの?

車の査定額が下がる時期っていつ頃なの?

最後の項では、車の査定額が下がる時期について見ていくことにしましょう。分かりやすくするために、冒頭の項で使用した「中古車登録車合計」の表を今一度使用します。

中古車登録車合計
2014年 2015年 2016年 2017年
1月
284,224
260,306
249,694
259,193
2月
327,368
312,724
323,242
321,672
3月
528,013
487,248
488,515
503,327
4月
297,548
307,315
300,469
306,502
5月
285,131
281,804
288,858
302,776
6月
289,549
312,740
316,397
333,576
7月
305,339
319,657
304,993
309,431
8月
255,983
259,224
281,677
295,766
9月
297,017
285,811
307,254
311,993
10月
319,058
325,313
301,035
312,615
11月
266,182
282,258
297,532
301,052
12月
296,121
297,748
302,988
308,038

参照:一般社団法人日本自動車販売協会連合会
※台数単位(万台)

黄緑色で記載した箇所は、その年に最も登録車数が少なかった月です。続いてオレンジ、青の順となります。

1月の場合その後に繁忙期があるため、高値で買い取ってもらえるケースがほとんどですが、その他の月に関しては注意が必要です。

上記の表の中で色付けされている月は、あまり中古車が売れていないことを表しています。つまり、その月は査定額が下がる時期ともいえるのです。

これまで解説してきたとおり、売却時期だけで査定額が決まるわけではありませんが、できるだけ査定額が上がりやすい時期を狙って、愛車を売却するようにしましょう。

【関連】中古車の査定額の決まり方・基準価格の算出方法について

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